真夏の地球 (1991)

海沿いの田舎町を舞台に、ひょんなことからビーチバレーボール大会に出場することになる3人の高校生の奮闘をさわやかに描く青春映画。脚本:榎祐平、監督:村上修。

真夏の地球 (1991)のあらすじ

ウサギとあだ名される稔(菊池健一郎)、運動バカの順慶(筒井道隆)、ロックフリークの鉄男(山口祥行)は幼なじみの高校生三人組。三人の夏はスイカ男(永島敏行)とともに始まる。三人がまた九歳だったころ、そのヒゲ面の大男は山盛りのスイカをトラックに積んでやって来たのだった。その後もスイカ男は毎年夏に姿を現し、いつしか三人の間で伝説となっていた。そして三人が十六歳になった夏、町ではビーチバレー大会を控えて沸いていたが、同時にこの町にとびっきりの美女が現れる。LA帰りの女子大生・愛子(原田貴和子)は、妹の由子(深津絵里)と二人で避暑に来たのだった。巧妙な手段で愛子と知り合うきっかけを作ろうとした稔だったがうまくいかないもので由子に鉢合わせてしまい、愛子とは対照的にボーイッシュで口の減らない皮肉屋の由子に、稔は思わずスイカ男の話をしてしまう。スイカ男に興味をもった由子は彼に唯一慕っていた祖父のような面影を感じる。そしてスイカ男と楽しげに談笑する由子が何となく気になる稔だった。一方、何とか愛子と顔見知りになった三人はパーティーに招待されるが、そこでビーチバレー大会に出場予定の大学生グループと対立してしまい、その決着をビーチバレーで着けることになる。さっそく翌日から順慶がコーチとなり猛特訓が始まった。順慶は学校のバレーボール部員だったが暴力事件で退部させられていたのだった。だがバレー部顧問の岡田はそんな順慶の復帰を願い陰で見守り、優勝したら復部させると約束する。それによって闘志を燃やす順慶の度を越えたトレーニングの毎日に一度はバラバラになりかけた三人だったが、愛子から聞いたJ・Jと呼ばれる伝説の日本人ビーチバレー・プレイヤーの噂が彼らを支えた。ついに大会は初日を迎えるが一チームに二人しか認められず、運動神経の鈍い稔はチームから外されてしまう。やむなくあきらめる稔だったが、試合は次々と勝ち進み、何とか決勝にたどり着いた。そして熱戦で勝利を勝ち得る順慶と鉄男。さらにその場にスイカ男が現れたことによって、彼こそが伝説のJ・Jであるという事実が判明する。稔と由子は町を去るスイカ男を見送りながら、いつしかお互いの想いがひとつになっていたことに気付くのだった。

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