満月のくちづけ (1989)

恋のおまじないを誤って悪霊を呼び出してしまった女子高生たちの恐怖を描く。脚本・監督は新人の金田龍、共同脚本は福士俊哉、

満月のくちづけ (1989)あらすじ

横浜郊外の女子高校。一年生の里絵(深津絵里)は美術の沢田先生(寺脇康文)に憧れていたが、美男子なのでライバルも多かった。ある日仲良しの智子( 松村亜希子 )の提案で恋のおまじないをすることになり、悦子(山本照美)や麻美( 川嶋朋子 )も集まった。しかし、麻美のふとした悪戯から恋の精霊デル・ダ・メディーヌは悪霊になってしまう。数日後、学校で幸福のシンボルとされていた兎がプールで死んでいた。里絵は麻美や体育教師の吉田真弓(今村明美)が沢田先生と親しくしているのを悔しく思い、つい「死んじゃえ!」と呟いた。やがて麻美は洗面所で、吉田は体育館で何者かに惨殺されてしまう。智子は「午前0時までに悪霊に満月の光を浴びせれば助かる」と悦子となんとか呪いを解こうとするが、悪霊に殺されてしまうのだった。そして悪霊のとりついた沢田は自分に好意を寄せる里絵まで襲い始めた。暗い校舎を一人逃げ回る里絵。沢田は悪霊にとりつかれながらも必死に自分と闘っている様子だがどうにもならない。屋根裏部屋まで追いつめられた里絵は天窓を聞け、満月の光が差し込むなか沢田とくちづけを交すのだった。(Movie Walker)

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